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伊賀忍法帖―山田風太郎忍法帖〈3〉 伊賀忍法帖―山田風太郎忍法帖〈3〉
山田 風太郎 (1999/01)
講談社
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バジリスクやY十Mを読んで以来、原作である山田風太郎忍法帖シリーズに興味を持ち、機あらば是非一読してみたいと思っていたのですが、
あの松永久秀が絡んでくる作品があるという話を聞き、早速それを購入。


うん、面白い、というかその発想力が斬新すぎる。
松永久秀といえばかの名器平蜘蛛ですが、
その平蜘蛛で女性の○×△を集めて煮詰める、
という発想は天才的というか変態的というか……。
しかも、そうやって作られるのは作中最大のキーアイテム。
畏るべし山田風太郎。

山田風太郎といえば戯作忍法のフロンティアとも聞きますが、
ブーメランみたいに体を曲げたから人間ブーメランになれる「忍法枯葉がえし」とか、
ちっとも説明になっていないような説明で押し切る姿勢が潔くて素晴らしいと思いました。
掻っ切られた首すら元通りにしてしまう凄腕縫合術「忍法壊れ甕」、
その秘密は人骨を針に、陰毛を糸に使ってるからなんだぜ!
とかはもう突っ込むのもアホらしいというか。

文章も数十年前に書かれたものとはとても思えないほどの読みやすさで、
かつ読み始めたらそのまま一気に最後まで読めてしまう面白さ。
史実も微妙に絡めつつ、奇想天外な忍法合戦をその中で
世界観を壊さず展開していく構成力はさすがの一言。
松永久秀や上泉伊勢守などの史実キャラも非常に魅力的に描けているし、
久々にスゴイ小説を読んだなー、という気分になりました。
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