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ヴィンランド・サガ 4 (4) ヴィンランド・サガ 4 (4)
幸村 誠 (2007/02/23)
講談社
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 今日はヴィンランド・サガと蟲師の発売日。バイト先の本屋にもそれぞれ60冊ずつ入荷しており、早速両方購入して参りました。しかし、蟲師と同数入荷しているって事は、ヴィンサガも同じぐらい売れてると考えていいのでしょうか?だとしたら、喜ばしい限り。

 さて、主人公が本格的にアシェラッドに移行してきた本作。明らかにある層を狙ったと思しきあざとい表紙と帯ながらも、中身は相変わらずのクオリティの高さで非常に楽しく読ませていただきました。アシェラッドの出自、計画、クヌート王子の素顔などが明らかになり、物語はいよいよ佳境といったところか。

 今回、遂に幸村氏の代名詞ともいえる「愛」が神父によって語られるシーンがありましたが、キリスト教の説く「愛」が幸村氏の説く「愛」と合致するかはまた別問題。幸村氏の父親がモデルといわれているアシェラッドの

「オレァもともと坊主は嫌ェなんだ」

という発言、そして、敬虔なキリスト教信者であった村人はほぼ皆殺しの憂き目に遭い、背徳者であったアンのみが生き残る、という皮肉めいたシチュエーションから考えると、むしろキリスト教批判ではないか、とも考えられます。神父の作中での扱いも決してプラネテスのタナベに通じるような扱いとはいえないし、プラネテスの4巻でロックスミスが、

「『本物』の神はこの広い宇宙のどこかに隠れ我々の苦しみを傍観している」

と話している事からも、立場的に「神」への敬虔な信仰を持っているとはちょっと考えにくい。今後、徐々に話を通してその辺が明らかになってくるのでしょうけど、トルケルのヴァルハラ信仰しかり、この漫画の大きなテーマの一つが「神」である事だけは間違いないと思うので、話の中でそういった要素をどのように扱っていくか、そして氏の代名詞である「愛」をどう主張するのか、に今後特に注目していきたいです。もちろん、戦闘シーンは戦闘シーンで純粋に楽しいのだけどね。
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